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何か真面目な記事が多すぎる気がする

今日は某SZH模試があった。
何やら如何わしいブログタイトルなのに真面目な話題が多い気がするが、これはもう特性上やむを得ないのかもしれない。

普通の記述型模試で、難易度としては全体的に考えると受験標準レベルと言ったところなのだろうか。
まず解いてみて、その後採点しての率直な感想を綴ろうと思う。

・国語
「恐らく」簡単であったのだろう。
何故断定系ではないのかというと、古漢がまだ全く固まっておらず結果としては30点ほどしか取れていないからだ。
現代文についてはとりあえず7割程取ることが出来たので、記述でどれ程点をくれるかはさておきどうにか100点台には到達しているだろう。とにかく古漢が重要である。女の子の股間も重要である。

・数学
はっきり言って、凄く簡単だった。前回よりずっと簡単である。
が、それだけに複素数平面の問題の解法が頭からごっそり抜けてしまっていたのはかなりの痛手である。
出題形式から見てあからさまなサービス問題だったのだが、
複素数平面の基本が抜けていたため幾何の知識でも簡単に解けるcosθの値を求めるところまでで終了してしまう。
正確に言うと、複素数平面でも幾何的な解釈の分野がかなり抜けていると思われる。ド・モアブル及び数Ⅱ範囲の問題ならば、数列や三角関数の色が強いこともあって恐らく解けていたはず。

時間がかなり余ってはいたので、どうにか足掻こうと複素数平面を実数座標平面と見做しベクトル的に考えてやろうとも試みた(現役の時一度そういうことをしたが、結局点は貰えていたため)。
が、回転移動についてどう表現するかで躓いて断念。結果としては170点前後である(他の問題はほぼ満点解答)

複素数平面以外の問題については、私の計算の遅さを以ってしても全て合わせて1時間程度で解き終える分量であった。
複素数の範囲も分かっていれば、75分程度で完答できていたはずだ。
これが東大志望とかで知識面は完璧、かつ計算が速い人ならば全ての問題を解いても100分のうち50分余るであろう。退屈にすらなるかもしれない、本当にそんなレベル。

・英語
初っ端から難しい単語がかなり多く、正直ダメだと思った。周りから聞こえる話も総じて英語が難しい、そんな話題ばかり。
国語・数学とやや易しめであったことを考慮するとかなり難しいのではないかと思う。
が、ふたを開けてみたら一応そこそこ取れてはいた。具体的には8割程度。
が、こういうフワフワした高得点程不安なものもないので、特に語彙面の復習は怠ってはならないだろう。

リスニングは最初だけ頑張って、後面倒になってエばっかり選んで放送中にも拘らず読解に戻ったが、何故か18点も貰えていた。奇跡である。
他に特筆すべきこと……は、大問一番について難読単語の推測問題が出題されたのだが、
「eva~」と付く単語は消失するイメージを持つ、という現役時の知識が活き瞬殺することが出来た。まさに福音である。

・化学
方針自体はすぐに立つ問題が多かったものの、答え合わせをしてみると小数点以下の微妙な計算ミスが非常に目立った。
この部分を正解出来ていれば、計算問題の配点の高さもあり少なくとも7割は余裕で超えていたのだが……現実はそうではなく、計算技術の未熟さが現れているので結局5~6割とかなり残念な結末である。
幸いにして有機化学の範囲が非常に簡単・かつしっかり満点で抑えられたので、そういう簡単な範囲を確実に抑える、という点では良かったと思う。
後は、溶解度積の問題を解き切ることが出来なかったのも心残り。
だが、パッと見だが正直アレは模試レベルを考えれば難易度はかなりのものであると思う。
それ故、今はこれが解けるかどうかより数値計算のケアレスミスを削り、解ける範囲で点数を確実にボトムアップしていく方が何十倍も大事であるとも思われる。

・物理
この時期になると原子物理を除き全分野が範囲になるので多少他の分野より点数が悪いのは仕方ない……と思いきや、
私が現段階では絶対に点数を取れないであろう光波及び電磁気の分野からの出題はほんの僅か。
むしろ力学・熱力学からの出題が中心であった……にも拘らず、ほぼレッドラインの点数となってしまった。かなり問題である。

理由としては様々だろうが、慶應の試験同様に理科120分を2科目分自分の自由に使えるという試験なので、それをいいことに化学を70分もやっていたから故の時間不足。
及び、演習量の絶対的な不足が挙げられるだろう。
恐らくは基本的なレベルの問題で構成されていたと思われるのだが、例えば大問一番のような「初めに高さが与えられていない場合」の等加速度運動についての問題。一番は弾性エネルギーの活用で解けた(それでも弾性エネルギーで考えるという発想をするまでにかなりのタイムロスがあった)し、それ以降は高さや時間の設定に混乱しまくってしまう。

結局全く解けないまま大問2番の円運動、3番の熱力学に手を出すも、あえなく半分ちょっと解答しただけで終わる(円運動問題にはもしかしたらモーメントが絡んでいたり、熱力でもまだ習っていない知識を問うていたりで解けなかったのかもしれないが、それでも大問1をしっかり解けていれば50点前後は取れていたレベルである)。

理科がよく出来る友人からしても「今回の理科は難しかった」とのことだが、それにしても擁護出来ない点数であった。


という訳で、今回の総評としてはとにかく理科が拙いということである。
化学については、後から見るとどうやら気体分野の出題はあったらしいが全く気付かずに平衡の問題をやっていたので、後日気体も解いてみようと思う。解けないようであれば、幸いまだ授業が簡単なので授業が予習に追いつかないうちにまた固めていかねばなるまい。
……が、まずは平衡・及び酸と塩基の復習である。

物理については模試問題の既習範囲の復習を万全にしていくことと授業の復習が暫くの学習プランになるだろう。物理のエッセンスによる基本的な問題演習も演習量の底上げの一環として組み込みながらやっていきたいと思っている。

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